尿蛋白の原因

尿蛋白の原因

尿蛋白の異常が検出される原因は、生理的蛋白尿と病的蛋白尿に分類されます。


生理的蛋白尿

生理的蛋白尿は、体の機能や体型が原因で尿蛋白が異常に排出されるものであり、一時的なものである場合が多くあまり心配する必要はありません。
発熱が原因で蛋白が尿中に多く排出される「熱性蛋白尿」や、背骨が曲がることで腎臓の血管が圧迫されることにより起きる「起立性蛋白尿」があります。
その他、激しい運動をした後や入浴後、蛋白質の取りすぎ、精神的ストレスなどでも蛋白が尿中に過剰に放出されることがあります。


病的蛋白尿

病的蛋白尿は、腎臓そのものの機能に異常がある場合や腎臓の機能に影響を与える病気によって尿蛋白が過剰に排出されるものをいいます。

腎臓には蛋白を含む体に必要な栄養素をろ過して血液に再吸収させる働きがありますが、この機能に障害があると尿中に蛋白を排出してしまいます。
このタイプの尿蛋白を腎性蛋白尿といいます。
腎臓の糸球体の構造が破壊されて正常に働かなくなる糸球体腎炎や糖尿病が原因で糸球体の血管がもろくなる糖尿病性腎炎、腎臓の血管が硬くなって血管が破れたり血流が悪くなる腎硬化症などがこのケースに当てはまります。

体内で蛋白質が造られ過ぎると、腎臓のろ過・再吸収機能の限度を超えてしまい尿中に蛋白が排出されてしまうことがあります。
このタイプの尿蛋白を腎前性蛋白尿といいます。
白血病や多発性骨髄腫などの病気が原因でおこります。

腎臓より下部にある尿路に病的な異変がある場合にも尿蛋白が異常に排出されることがあります。
このタイプの尿蛋白を腎後性蛋白尿といいます。
尿路結石や尿路感染などによる尿路の炎症、尿路の腫瘍などが原因となります。

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