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尿検査で発見できる病気

尿検査では、最も基本的な検査項目として、尿中に含まれる尿蛋白尿糖尿潜血尿PHを検査します。
学校や職場などでの集団での健康診断や薬局などで販売されているご家庭でできる検査では、まず上記の成分で異常がないかを調べます。
最も簡単な尿検査方法は、尿試験紙による検査で、尿検査紙に尿をつけて尿検査紙の色の変化によって健康状態がわかります。

●尿蛋白でわかる病気

尿蛋白は、腎臓や尿路に障害があると、検出されます。
ネフローゼ症候群(腎臓に影響を与える原因となる病気、症状など集まり)では、重度で長期にわたる尿蛋白が検出される。
ネフローゼ症候群を引き起こす原因は、糖尿病、癌、リンパ腫などの疾患や薬物やアレルギーがあります。


●尿糖でわかる病気

尿糖は、糖尿病を判定するための検査で、正確には尿中に含まれるブドウ糖の量の測定です。
ブドウ糖は、通常体内でエネルギー源として各細胞に送られて消費されますが、このブドウ糖を細胞に送る過程に異常があると、血液中にブドウ糖が溢れてくるので、ブドウ糖を体外に排出する手段として、尿中にブドウ糖が出てくるのです。


●尿潜血でわかる病気

尿潜血は、腎臓、膀胱、尿管、尿道などに異常があることで、尿中に血(赤血球)が混じる状態です。
腎臓、膀胱、尿管、尿道などでおこる腫瘍(癌)、結石、感染症、嚢胞性腎疾患などが血尿の原因となります。


●尿PH(ペーハー)でわかる病気

尿PH(ペーハー)は、尿が酸性に傾いているか、アルカリ性に傾いているかを検査します。
通常の尿はPH6.0前後であり、弱酸性を示します。
尿路感染症、過呼吸、嘔吐などの症状があるとアルカリ性の尿が出て、糖尿病、腎炎、発熱、脱水、痛風などの症状があると酸性の尿になります。
また、動物性食品中心の食税活で酸性に、植物性食品の過剰摂取でアルカリ性に傾くことが知られています。


●その他の尿検査項目

ケトンは、脂肪を分解するときにできる成分で、尿中に含まれるケトンは、糖尿病やアルコール中毒、飢餓状態などで検出されます。

亜硝酸塩は、細菌が存在していると尿中の亜硝酸塩濃度も高くなるので、感染症を発見するために検査されます。

白血球エステラーゼは、ある特定の白血球に見られる酵素ですが、細菌感染などによる炎症がある場合に検出されます。




尿検査とは?

尿検査は、尿に含まれる成分を分析することで体の異常を検査する方法です。
健康な状態であれば、尿の中に含まれていてはいけない成分が含まれていたり、逆に尿の中に本来含まれていなければならない成分が含まれていなかったりすることで、体のどの部分で異常があるのかを発見する手がかりとなります。
ですから、腎臓、膀胱、尿道など泌尿器の異常だけでなく、その他の臓器などの異常も見つかるのです。
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